トルコの黒海沿岸

 

中東のAl Jazeera をネットで読んでいたところ、トルコ少数民族ラズの言語が滅亡の危機に瀕しているとのニュース。ラズの有志が勉強会を催しているそうです。若者が都会へ流出しているために年配者はともかく、子供たちは喋れなくなってきているとのこと。

ラズの人々は古来からトルコの黒海沿岸に居住しているのですが、その昔はコルキスと呼ばれていました。
黒海沿岸は以前に撮影していますが、金髪で青い瞳の人々もおり、「ラズ語とトルコ語は何ら関連性がない」とのラズ人の説明にも頷けます。写真は、トルコ政府の招聘で黒海沿岸地方を撮影した際の、ラズの子供たち。言語の存続は、ゆるがせにできない重要な課題です。

ちなみに私の最も好きな日本語は、「日溜り」。この言葉を最初に紡いだ人は、素敵だなー。貴方のお気に入りの日本語は、どのような言葉でしょうか・・・。

10数回に及ぶトルコ取材に関する今までの掲載は、サライ・FRAU・シンラ・カメラマン・週刊現代・産経新聞・乗馬ライフ・Horse Mate・VACATION・ラパン・ホテル旅館などがあります。