エッセイと、イスラーム世界史

 CONSENSUS誌(NEC発行)の執筆を終えて、ほっと一息ついています。何度も訪れた、オマーンが舞台です。 イスラーム圏はきちんとした知識を持たずに、現実と乖離した偏見で語られがちですが、別の視座から接した逸話を共有して頂ければ幸いです。

 先ずは自分の知識を深めることが大事なので、ずっと以前に放送大学のイスラーム世界史を受講しました。終了試験も勿論終えて、今でもこの時の教科書は私にとって手放せない大切な本のひとつ。著者は、後藤 明  東京大学教授。コラーンは岩波書店で3冊の文庫が出版されていますが、何度読み返したか覚えていないほどです。私自身はイスラーム教徒ではありませんが、取材する際の基本的認識になっています。

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