イランの馬事文化エッセイ

 イラン馬事文化についてのエッセイを、連載しているCONSENSUS誌に掲載しました。イラン…少し行きにくい国に他なりません。先ずジャーナリストには簡単にビザが下りません。 イラン国内を単独で取材するのも、中々大変。何よりも安全第一に、気をつけて動いていました。まあ、予期している方は必ず接触してきますね。あの独特な目…。

 この取材の前にイランを訪れたのは、ずっと以前。若いときの旅。レバノン、ヨルダン、シリア、トルコからローカルバスを乗り継いで、インドまで。テヘランで初めて、人が道路で寝起きしている様を眼にして驚愕。

 それから時を経て、自分の国がそのような国になるとは想像もしませんでした。弱肉強食、ホームレスも餓死もなるようになれと言うならば、官僚や政治家など一人も要りません。国の方向性が間違っていると思いますし、行政や個人による弱い者虐めの排除や虐待などは、恥の極み。