アイルランド ダブリン市民

衛星放送局Aljazeeraをネットで読んでいたら、アイルランド経済危機に言及。アイルランドといえば、すぐに思い浮か文学作品はジェイムズ・ジョイスの”ダブリン市民”。
読み続けることに緊張感が伴う辛い小説ですが、ノンフィクション映画を観ているように情景が目に浮かぶ筆致。写真は小説のなかで登場する、バー。こなれた大人が一息つくといった和やかな雰囲気で、”ダブリン市民”とは解離しています。アイルランド写真掲載は、「サライ」、月刊「カメラマン」など。クレジットは、佐藤美子写真家です。

それにしても本を読みだすと、止まらなくなりそう・・・。白い紙と黒い文字が織りなす世界に自分が入ってしまう感覚。搭乗ゲートの近くに座っているのに、飛行機に乗り損ないそうになったことも。This is a final call, Ms.Yoshiko Sato…えっ、私!