国立西洋美術館 作品の説明
昨日のブログをふと思い出していたら、何か変。何だか釈然としない。「あぶみ型指輪」についてです。
「あぶみが発明されたのは起源4世紀頃というのが通説となっています。紀元前1295-525年頃には存在していません。現代人の視点をもって、あぶみに似ていることから、「あぶみ型の指輪」と説明するのは不適切ではないでしょうか。少なくとも当時の製作者のイメージに、あぶみが介入する余地がないのは確かです。」
以上、国立西洋美術館の学芸部にメールをお送りしました。ご返事をお待ちしているところです。確かに横から見るとあぶみに似ていますが、似ているとは言え、これも限定的。現代に多く普及している形ですが、世界には全く異なる形のあぶみがあるので…。